中秋の名月(2023.9.29)
昨夜は中秋の名月でしたね。
我が家のベランダから撮影を試みました。
数年前に買った一眼レフをマニュアルモードでチャレンジ。
動画で設定を調べて
スピード 1/400 感度ISO 100
絞りF8 ホワイトバランスは2種類適当(笑)
1人で意味も分からず・・・あーでもないこーでもないと
操作してました。
なんとかお月さま撮れてよかったです。
ちょっと暗いけど・・・
先日子供の文化祭で 天文部がちょうど
中秋の名月のことを発表していました。
中秋の名月は旧暦の8月15日の十五夜にお月見をする習わしで
その晩に上に上がる月を中秋の名月と言っていたそうな。
実は中秋の名月はなんと満月とは限らないそうです。
旧暦は新月~満月おおよそ15日として数えますが
実際の月の満ち欠けの周期は一定ではないそうですよ。
15日を待たずに満月なったり、過ぎてからやっと満月になる時も。
それは月の公転軌道が楕円形だからだそうです。
日数13.9日~15.6日と大きく変化するため。
昨夜は月齢14.1日、微妙 (笑)
でも、ほぼほぼ満月に近い美しいお月さまで癒されました。
女性の身体と月は密接な関係があります。
そのリズムを活かして鍼灸治療できないものかと
お月さまを眺めてしましました。
中国医学の三大古典の一つである「黄帝内経(こうていだいけい)」にも、
「月の満ち欠けが人体に影響を与える」と書かれています。
そして人間は季節・気候の変化に順応すれば健康を保つことができるという
「天人合一(てんじんごういつ)」の考え方をもとに
時間の流れとその時間にふさわしい養生法が書かれています。
1日の中で各臓器の経絡が活発に働く時間があるとされていて
それに合わせた養生を心掛けると良いとのこと
この時間と体の関係が、明の時代に学説として完成されたものとして
「子午流注(しごりゅうちゅう)」という治療があります。
「子午」= 時刻、と「流注」= 経絡の流れ、です。
当院がある明石は子午線で有名ですが、
ちょっとちなんで書いてみました。
もう少し探ってみてわかったことをいつかブログで
お伝えできればと思います。
次の中秋の名月と満月が一致するのは、
7年先の2030年9月17日だそうです。
忘れないように、その時も写真に収めたいと思います。
みなさまが幸せな気持ちで過ごせますようにと願います。