ビワの葉療法(成分)

【成分について】


服用については、果物のビワやあんずなどの種に含まれる
「アミグダリン」という物質を一度に大量に摂取するのは良くないと
農林水産省も種子を食べないように注意喚起してします
たとえば、青梅などにも含まれています。
種子の摂取はくれぐれも気を付けましょう。

びわの葉やびわの種に含まれる成分「アミグダリン」が
癌に効くと言われて、しばしば癌治療に
利用されることがありました。
しかし「アミグダリンが癌に作用した」という情報は
がん細胞に直接作用させた場合にのみ認められた現象で
口から摂取した場合では癌への効果は認められないと
医学界では結論付けられています。

葉にも微量に入っていますが、葉をティーバッグに入れて
お湯で抽出して飲むものについては、一定の濃度以下で
適量であれば安全に飲むことができるとしています。

摂り方を間違えればウコンやナツメグのような
普通のスパイスであっても命に関わってきます。
お薬も一緒ですよね、適量を守れば良薬になり
飲みすぎると劇薬に変わります。
正しい使い方をしましょう。

他に葉に含まれる栄養素はサポニン・
タンニン(ポリフェノールの一種)
クエン酸、ブトウ糖なども含まれています。

大阪大学では、安田寛之博士が動物実験で
ビワの葉エキスの血液浄化作用を実証
医学部の小沢凱夫よしお教授はビワの葉療法を
ガン患者の治療に用いて効果を上げていたことや
びわの葉に含まれるウルソール酸という成分が
骨密度の低下を抑制し、強い骨を維持する効果があることが
近年の研究で明らかになったと文献にあります。

ネロリドール(炎症抑制・リラックス効果・エストロゲン作用・肌の活性化)
ウルソール酸(血糖値上昇抑制 骨密度低下抑制)
オレアノール酸(炎症抑制・病原菌の増殖抑制)
アミグダリン(血液PHのバランス)


研究によって上記のような効果も得ていることから、
「アミグダリン」という特定の成分のみに注目するのでなく
人工で作ることのできない自然から宿った無数の成分の集合体で
絶妙なバランスで出来ていることで効果が得られると
ご理解していただければと思います。